【椿の花咲く頃】特筆すべきバランス力を誇る名作
こんにちは、テジです。
今日も今日とて、おすすめのドラマを好きな切り口でお伝えしたいと思います。
今回は、『椿の花咲く頃』を取り上げたいと思います。もちろん、ネタバレなしですので、ご安心ください。
『椿の花咲く頃』のあらすじ
『椿の花咲く頃』は、田舎町オンサンに越してきたシングルマザーのドンベクと、そのドンベクを全身全霊で愛するようになる警察官ヨンシクのロマンスを中心にした名作。
“韓国のゴールデン・グローブ賞”とも呼ばれる百想芸術大賞で、2020年の大賞にも選ばれている名作中の名作です!
『椿の花咲く頃』のバランス力
『椿の花咲く頃』にはもちろんたくさんの魅力がありますが、特に特筆すべき推しポイントは、非常にバランスがいいドラマということです。
ここで言う「バランスがいい」というのはどういうことか。
それは、このドラマが様々な要素を非常にバランスよく取り込んでいるということです。
例えば、ロマンス作品の場合、ロマンスに偏りすぎてしまってちょっとお腹いっぱいとなってしまうという方もいるかもしれません。
しかし、このドラマは、ロマンス、コメディー、サスペンス、人情味といった部分がどれも濃く組み込まれていて、見ていて飽きがきません。
かといって、色々と詰め込んでしまうと、結局すべてが薄くなってしまうというパターンもよくあるのですが、このドラマはとにかくバランスがいいのです。
では、それぞれの要素について、もうちょっと詳しく紹介していきます。
ロマンス要素:ドンベクとヨンシクのラブストーリー

このドラマの軸は、あくまで主人公であるドンベクとヨンシクのロマンス要素であることは間違いありません。
シングルマザーであり、田舎町オンサンで周りからの偏見、蔑視、差別にさらされながら懸命に生きるドンベクの本当の強さを、全力でひたすら肯定し続けるヨンシクという構図の中でラブストーリーが展開していきます。
この2人のラブストーリーは決して激しかったりシャレたものではないし、見ていてドキッとするかと言われればまったくそんなことはありません。
しかし、ひたすら美しく、特にドンベクに対するヨンシクの一貫した姿には心打たれるものがあります。
コメディー要素:ダサいキャラのオンパレード
このドラマのキャラクターたち、特に男性キャラクターたちは本当にダサいキャラクターたちが多いです。
さっき褒めちぎったばかりの主人公ヨンシクも、特に序盤なんかは信じられないぐらいダサいです。
また、ドラマで重要な役どころとなる、ドンベクが営むスナック”カメリア”の大家ギュテもこれまたダサすぎて目も当てられません。
「こんな話し方、こんな動き、普通する?」といったシーンのオンパレードですので、そこも楽しんでもらえるかと思います。
サスペンス要素:ドラマの軸となる連続殺人事件
このドラマの重要な軸として、サスペンス要素も言及しないわけにはいきません。
全20話もある長丁場なドラマですが、始まりからほぼ終わりまで、ドラマの舞台であるオンサンで起こる連続殺人事件の真相が語られていくというサスペンス要素がしっかり続くのです。
よくラブコメなどで、主要キャラクターの過去として少しだけサスペンス要素が入り込むといったこともよくありますが、そういったレベルではなく、しっかりドラマの軸としてサスペンス要素も展開していくのです。
サスペンス要素を入れ込んでみたものの中途半端になってしまっているドラマもある中で、このドラマは決してそういった中途半端さはありません。
人情味:オンサンは最高の街

韓国ドラマの一つの魅力として、人情であったり、チーム感だったりといったものが前面に感じられるという要素があります。
このドラマもそこに漏れることはなく、ドラマの舞台であるオンサンで、下町の人情味が感じられるようなシーンがたくさん出てきます。
下町だけにちょっと閉鎖的であったり、窮屈であったりという部分もありますが、最後は「オンサン最高かよ」ってつい言ってしまうような、そんな人の温かさを描いてくれているのもこのドラマの魅力なのです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
『椿の花咲く頃』は、このように様々な要素を強く出しながらも、それらが非常にバランスよくまとまっている作品です。
感動したい、ハラハラしたい、笑いたい。
きっと、そのどれにも応えてくれる作品だと思います。
ぜひぜひこれを機に、トライしてみてはいかがでしょうか?
そんな『椿の花咲く頃』は、現在Netflixでのみ見ることができますよ!

