応答せよシリーズ

『応答せよ1988』に見る貧富の差について

tejilog

こんにちは、テジです!

みなさんは『応答せよ1988』を観たことはありますか?『応答せよ1988』は、私テジにとっては、一番大好きなドラマと言っても過言ではない人生ドラマなのですが、今回はそんな『応答せよ1988』に見る貧富の差というテーマについてです。

以下からは物語の細かい内容部分に触れますので、ネタバレを完全に防ぎたいという方は、このまま画面を閉じていただければ幸いです。

各家族の経済状況

『応答せよ1988』は、主に架空の街・双門洞に住むメインキャラクターである5人の高校生の家族の話が中心となっています。その家族たちの物語があまりにも温かくて忘れてしまいがちですが、実はこの5家族の経済状況には大きな差があるのです。

裕福と思われる順に、各家族を紹介していきます。

ジョンファン家

主人公ドクソンの家の真上に住み、双門洞の中で一番裕福な暮らしをする家族として描かれる4人家族のジョンファン一家。

しかし、実は元々は極貧だった過去があり、長男ジョンボンが当てた宝くじにより一夜にして成り金となった経緯があります。

元々貧乏だったということもあり、父ソンギュンは中々豪快にお金を使えないというシーンもちらほら。

テク家

パク・ホゴム演じる天才棋士テクとその父の2人家族。

質素な暮らしをしているテク家ですが、天才棋士であるテクは様々な大会で賞金を得ていることから、実際は裕福と言えるでしょう。

ドンリョン家

ドラマ内で一番のお調子者キャラであり、いつも笑いを提供してくれるドンリョンの家族。

父は高校教師、母は保険の仕事をするキャリアウーマンということで、どちらかと言えば中流階級という感じ。

ドクソン家

主人公ドクソンを中心に、両親と姉・弟からなるドクソン家。

前述のジョンファン家の半地下に住んでいて、ドラマ内でもドクソン家の貧乏エピソードはたくさん出てきます。

ドクソン家の経済状況の背景にあるのは、銀行勤めの父親ドンイルが友人の借金の保証人となり返済を背負ってしまったという点。それにも関わらず、お人好しで何かと色々な物を毎晩のように買ってきてしまうドンイルに、母イルファが怒り狂うというシーンはこのドラマの鉄板ネタでもあります。

ソヌ家

tvN『応答せよ1988』人物相関図より

ドラマ内随一の優等生ソヌと、その母と妹からなる3人家族。

父を亡くし、女手一つで2人の子を育てる母ソニョンと、その母を常に思いやるソヌの姿に心を締め付けられるシーンがたくさんあります。

ソヌ一家の暮らし向きは決して裕福とは言えません。

『応答せよ1988』で描かれる貧富の差

このようにそれぞれ異なる経済状況にある5家族ですが、ドラマ内ではこの貧富の差を対比として描いたシーンが多々あります。

  • 妻に無駄遣いを怒られるドクソンの父ドンイルと、妻にケチるなと怒られるジョンファンの父ソンギュン
  • 化粧品を最後の最後まで使い切るドクソンの母イルファと、高級化粧品を塗りたくるジョンファンの母ミラン
  • 練炭を切らしそうになるソヌ家と、トラックの荷台いっぱいの練炭を買うジョンファン家

これだけを切り取ってしまうと、それぞれの家族間での嫉妬が渦巻きそうですし、関係もちょっとぎくしゃくしてしまいそうなのですが、そうならないのがこの『応答せよ1988』の素晴らしいところなのです。

成り金であるジョンファン家は確かに裕福なのですが、母ミランが中心となり、家に他の家族を招いて物珍しい食べ物を振る舞ったり、時には周りにお金を貸してあげたりします。その一方でそれを受ける側であるドクソンの母イルファやソヌの母ソニョンの態度は決して卑屈なものではなく、ミランからの好意を純粋に受け取っています。そして、ジョンファン家が元々本当に貧乏だった時代を見ているイルファやソニョンは、ジョンファン家が裕福になったことを羨ましさもありつつも、純粋に喜んでいるのです。

この双門洞というコミュニティーには、貧富の差というもののネガティブな要素をすべて消し去ってしまうような温かさがあり、お金を持っているというのはあくまで運であったり一つの事象に過ぎず、それぞれが持っているものをその都度分かち合いながら生きるといった姿勢が感じられるのです。

貧富の差をしっかりと対比で描きつつも、それを温かな物語で平気で飛び越えていく『応答せよ1988』はやはり人生ドラマなのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

もし、『応答せよ1988』を観ようか迷ってらっしゃる方は、騙されたと思ってぜひ一度試していただきたいです!

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テジ
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ブログ管理人
日本にいながら米IT企業でフルリモートで働く平成男子。2020年に『愛の不時着』から韓ドラ沼に陥る。韓国ドラマ9割と雑記1割のブログ「テジログ」では、韓国ドラマがつい観たくなってしまうようなコンテンツをお届けできたらなと思っています。
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