『応答せよ1988』で考える理想の成金の姿
こんにちは、テジです!
テレビをなんてことなくつけていると、季節季節でよく宝くじのCMが流れるのを目にします。
サマージャンボ、年末ジャンボ、MEGA BIG、などなど。
そんなCMでいつも思い出すのが、『応答せよ1988』のジョンファンの家族であるキム一家。

キム一家は、元々はかなり貧乏でしたが、長男であるジョンボンが宝くじ1等を当て、一家は突如として億万長者になります。

人は急に大金を手にすると別人のように生活も性格も変わってしまうというのはよく聞く話ですが、自分も急に億万長者になったらそうなってしまうのかなと、宝くじが当たったこともないのに無駄に考えてしまいます😅
億万長者になって嫌な成金にはなりたくないと思っても、きっと大金を手にすると自分が今持っている大事なものが色んな意味で崩れ去ってしまうのかもしれません。
でも、『応答せよ1988』のキム一家は、一味違うのです。嫌な成金どころか、めちゃくちゃいい成金、いや理想の成金の姿なのです。
じゃあ、理想の成金っていったいどんな感じかというと、個人的に思うのはこんな要素。
- 変な謙遜をしない(お金が人よりあるということをフラットに認める)
- お金を使う時には豪快に使う
- 欲に任せた無駄な使い方をしない
- いざという時には人助けに使う
『応答せよ1988』を観ていると、キム一家はまさにこれらに当てはまるわけです。
まず、変な謙遜をしない・お金を使う時には豪快に使うというところで言えば、キム一家はドラマの他の家族と比べると比較的に良い家に住んでいるし、流行ものを積極的に買ったり食べたりするし、1988年のその当時では珍しかった海外旅行(日本)にさえ行ったりする。
お金があるのを無理に隠そうとせず、堂々とコミュニティーの中で生きているのです。
これはきっと母であるミランさんによるところが大きいのかなと思います。
そして、その一方で父のキム社長ことソンギュンは、元々貧乏だったということもあり、なかなか豪快にお金を使えません。ヨレヨレの肌着をいつも着ていたり、ミランから「新しいジャンバーを買え」とどやされてみたり、壊れたアイロンを自分で修理しようとしてみたり。ミランとは対照的に倹約思考なところがあります。
一方、この2人の子供である兄ジョンボンと弟ジョンファンはどうか。
まず、何といってもミスター純粋の兄ジョンボンが宝くじを当てた当本人というのがたぶんこの家族にとっての幸運だったのかもしれません。
というのも、もし宝くじを当てた本人が強欲の持ち主だったら、「自分が当てたんだけど」などと一生言ってきそうでゾッとするわけですが、ジョンボンはそんな感じは皆無。
もちろん、20代中盤で大学受験6浪中でありながら、中々勉強に身が入らず、ゲームや切手収集など様々なことに没頭をしては親に小遣いをねだる、そんな体たらくですが、ほどよくスネをかじって生活をしていて、むしろ可愛いとさえ思ってしまうほど、不思議な魔力があるのです。
そして、弟のジョンファンは、ドラマの中ではちょくちょく良い金額のお小遣いを親からもらっていたりしますが、別に法外に色々親にねだることもなく、むしろ勉強熱心であり、寡黙であり、自立した人間なのです。
こんな感じの4人なので、ドラマを観ていても、この家族が一夜にして大金を手にした成金家族にはあまり見えないというのが正直なところ。
そして、そんなキム一家は、母ミランが中心となり、家に他の家族を招いて物珍しい食べ物を振る舞ったり、時には周りにお金を貸してあげたり、ご近所を助けることも常に忘れません。
うん、まさにキム一家はバランスの取れた理想の成金の姿。
自分が億万長者になることはきっとないとは思いますが、もしそうなったとしたら、キム一家のような感じになりたいなと心から思う、5月のある日でした。

