【怪物】キャストの演技力に痺れる怪物的本格サスペンスドラマ
こんにちは、テジです。
今日も今日とて、おすすめのドラマを好きな切り口でお伝えしたいと思います。
今回は、韓国のゴールデングローブ賞と言われている百想芸術大賞で作品賞、男性最優秀演技賞、脚本賞の3部門を受賞した本格サスペンスドラマ『怪物』を取り上げていきます。
もちろん、ネタバレなしですので、ご安心を!
『怪物』のあらすじ
地方にあるマニャン派出所で巡査部長として働きながらも、20年前、双子の妹が失踪しその事件の容疑者とされた過去を持つ主人公イ・ドンシク。そんなドンシクが、ソウルから来たエリート警部補のハン・ジュウォンとパートナーを組むことになり、マニャンで次々と起こる女性猟奇殺人を捜査していきます。
ドラマのタイトルである、”怪物”というのは一体誰を指しているのか、事件の犯人は誰なのか、その背景にある悪の正体は何なのか、緻密な脚本で最後まで視聴者を魅了する本格サスペンスドラマです。
『怪物』の見どころ
主役シン・ハギュンをはじめとした俳優陣の怪演
『怪物』は、主人公イ・ドンシクを演じたシン・ハギュンの演技を見るだけ十分に元が取れてしまうぐらい、シン・ハギュンの怪演ぶりが際だちます。
できるだけネタバレを避けつつ、箇条書きでその怪演ポイントをお伝えすると、
- 笑顔がおそろしいほど気持ち悪い
- 「えっ、そこで笑う?」って思ってしまうほど終始感情が読めないキャラを見事に演じている
- 主人公イ・ドンシクが善人なのか悪人なのかまったく判別がつかなくない
「毛細血管まで演技する」というシン・ハギュンの演技の評判がまさにその通りで、怪物級の演技を堪能することができます。
そして、このドラマの怪演は、なにも主人公イ・ドンシクを演じたシン・ハギュンだけのものではありません。
このドラマを見ていると、登場人物の誰もが怪しく見えてきて、誰も信じることができない状態に陥ります。
そうさせるのは、もちろん脚本の力が大きいのですが、主要キャストを演じる俳優陣のまさに怪物級の演技の力でもあります。
すばらしい脚本
百想芸術大賞で脚本賞も受賞したこの作品の脚本は逸脱です。
まず、主人公を含め登場人物のほとんどが怪しすぎて、犯人が判明するまでは誰を信じていいかわからない展開が続いていきます。
そして、マニャンという小さな町の中での複雑な人間関係、それぞれの登場人物の心の動きなどが繊細に描かれていて、それでいてそれがストーリーラインをややこしくさせないようになっているのもすばらしいところ。
さらに、タイトルである”怪物”というところに込められた意味合いもしっかりドラマの中で描かれています。
単純に、猟奇殺人の犯人である”怪物”を探すというものではなく、人間誰しもが”怪物”になり得る、もしくは”怪物”を自分の中に含んでいるという部分にまで踏み込んだヒューマン要素を存分に含んだ脚本も見どころです。
重いストーリーと対比する軽快なOST
基本的に終始重い雰囲気が漂うこのドラマですが、ドラマ内で流れるOST(音楽)はなぜか軽快でポップ。
それがこのドラマに絶妙なバランス感を与えてくれています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は百想芸術大賞で作品賞、男性最優秀演技賞、脚本賞の3部門を受賞した本格サスペンスドラマ『怪物』を取り上げました。
内容が内容ですので、もちろん好き嫌いが分かれる作品ではあると思いますが、スリラーやサスペンスが大丈夫だという方はぜひトライしてみてください。

