【韓ドラ選びのポイント】邦題や日本版ポスターに惑わされることなかれ
何を見ようかとドラマ選びをする時、まず目に入ってくるのはタイトルやポスター。
タイトルやポスターによって、見たいか見たくないかの第一印象が決まるので、その役割はとても重要です。
それにも関わらず、実は韓国ドラマの邦題や日本版ポスターの中には、ドラマの内容やテイストとはかけ離れたメッセージを与えてしまっているものが結構あります。
今回は、そういった例をいくつか紹介していくので、みなさんの今後のドラマ選びに少しでも役立てていただけたら嬉しいです。
邦題や日本版ポスターの傾向
韓国ドラマは、大枠のジャンルとしてはたとえ恋愛ドラマであっても、実は社会的な問題に大きく踏み込んでいたり、歴史物であったり、ヒーリング要素が強かったり、様々なサブ要素(むしろメイン要素と言えるぐらい)を含んでいることが多いのですが、それらがポスターのキャッチコピーなどにしっかりと表現されていることがほとんどです。
それに対し、邦題や日本版ポスターは、なぜか恋愛要素を強くプッシュする傾向があります。
なお、邦題に関しては、ほとんどの作品のタイトルはそのまま日本語訳されたり韓国語そのままだったりするのですが、中にはタイトルが変更されたり、サブタイトルが追加される作品もあります。
原題や本国版ポスターを知ることの大切さ
もちろん、ある国のドラマが他の国で展開される場合、その国のマーケットや文化などを考慮し、タイトルを訳したり、ポスターを作成するということは必要なことだと思います。
しかし、それらが実際のドラマの内容やイメージとあまりにも乖離してしまうと、視聴者にとって様々なマイナスがあります。
例えば、こんな具合に。
- 邦題や日本版ポスターを見ておもしろそうだと思って見てみたものの、全然イメージと違った
- 邦題や日本版ポスターを見て全然ピンと来なかったのに、見てみたら最高に面白かった
- 邦題や日本版ポスターの印象で見なかったドラマの周りでの評判がすごくいい
みなさんもこんな経験はないでしょうか?
だからこそ原題や本国版ポスターチェックしてみると、こんなことも少しは防げるかもしれません。
では、実際にわたしが見たドラマの中で、邦題や日本語版ポスターがあまりにも実際のドラマの内容やイメージとかけ離れていた例をいくつか紹介したいと思います。
個人的にNGだった邦題や日本版ポスター
応答せよ1988
日本版タイトル:恋のスケッチ〜応答せよ1988〜
韓国版タイトル:応答せよ1988


『応答せよ1988』は、もちろん主人公のラブストーリーもメインの軸としてありますが、大きな魅力は家族愛や人情、そして1988年のソウルを舞台にしたレトロ感なのです。
それが日本版のタイトルでは、”恋のスケッチ”という謎のサブタイトル(ビジュアル的にはもはやメインタイトルになってしまっている…)が付けられています。実は、わたしはこの”恋のスケッチ”というサブタイトルのせいで長いこと、このドラマを見る気にはなれずにいました。
それがいざ見てみたら、わたしの人生ドラマになってしまうぐらいの破壊力があったのです。

このドラマを見終わった後には、きっと誰しもが「”恋のスケッチ”って何だよ」という気持ちになるでしょう。
そして、メインビジュアルに関しても、日本版ではあくまでも3人のラブストーリーだというのが前面に押し出されているのに対し、韓国版ではただ単に路地に集まる複数の家族の面々が描かれており、そこからは、「このドラマは、きっと古き良き時代の人情物語なのかな?」というような予想ができるでしょう。
ライブ
日本版タイトル:ライブ~君こそが生きる理由~
韓国版タイトル:Live


『ライブ』は、韓国で一番忙しいと言われる架空の警察署ホンイル署を舞台に日々事件に向き合う警官たちの奮闘と仲間愛を描いたドラマです。
タイトルに関しては、付け加えられている”君こそが生きる理由”が、そこまでドラマの内容やイメージを阻害しているということはないのですが、メインビジュアルに関してはやはり大きな違いがあります。
日本版では、この3人の警察官を主軸にした話?三角関係?というような連想をさせるビジュアルになっていますが、韓国版ではこの3人のみならず他の警察官たちがみんな同じ大きさで配置されており、特定の警察官にフォーカスが当たっていません。
このドラマを見たわたしの感想としては、圧倒的に韓国版のビジュアルの方がドラマの世界観を表しています。というのも、このドラマではホンイル署の警察官たちすべてに均等にフォーカスが当たっているのです。
日本版が恋愛要素を少しでも押し出そうとしてしまっているが故に、実際には骨太の警察ドラマであるこのドラマが勘違いされ食わず嫌いで終わってしまう可能性があると思うと、このドラマのファンとしてはちょっと悲しい気持ちになります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
こうして比較してみると、この違いというのがなかなか興味深いものですよね。
みなさんの中で、もしタイトルやポスターなどで食わず嫌いしている韓国ドラマがあるよという方は、これを気に原題や韓国版のポスターなどをぜひインターネットで検索してみてください。
それをきっかけに新たな推しドラマが見つかるかもしれません。

